- 「やあ、トーマス!僕ガチャピン、日本から来たんだ。」
「あの、あの、私はムックです。」
「やあ!よく来たね!」 - —ガチャピン・ムックとトーマス
ひらけ!ポンキッキ・スペシャル きかんしゃトーマスとイギリスのたびは、1991年年末に放送されたフジテレビの特別番組。
内容[]
ひらけ!ポンキッキのマスコットキャラクターのガチャピン・ムックがトーマスやなかまたちに会いにイギリスへ行き、その後トップハム・ハット卿に勧められた保存鉄道を巡るという企画。
製作[]
1991年、フジテレビがこの特番の企画をブリット・オールクロフト社に提出しました。すると、ブリット・オールクロフトが絵コンテの提示を要請してきたため、菅野温夫は一晩で絵コンテを書き上げて提出しました[1]。
そして、秋頃[2]にグループ会社のFCIロンドンの撮影協力、日本航空、英国政府観光庁とKENSINGTON, Inc.の協力によってイギリスでのロケが行われました。また、ブリットオールクロフトグループリミテッドの撮影協力によってシェパートン・スタジオでの第3シーズン製作中に番組専用の映像が撮影されました[3]。
特番は、第3シーズン放送開始前年の1991年年末に2日連続で放送されました。
場所[]
- ティドマス機関庫(シェパートン・スタジオ)
- バッキンガムシャー鉄道センター
- ケント・アンド・イースト・サセックス鉄道
- ビッグ・ベン(“石の古い建物”として)
- バッキンガム宮殿
- タワーブリッジ(“凄い橋”として)
キャスト[]
ナレーター | 森本レオ |
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ガチャピン | 雨宮玖二子/大坂昭一 |
ムック | 松田重治/岩井潤一 |
お姉さん | 橘いずみ |
トーマス | 戸田恵子 |
ゴードン | 内海賢二 |
パーシー | 中島千里 |
トップハム・ハット卿 | 宮内幸平 |
挿入話[]
- 1日目
- 2日目
挿入歌[]
メモ[]
- メービス、オリバー、バルジーが紹介され、バルジーが「バルギー」と誤訳されています。
- 第3シーズンの予告映像では未公開映像[4]も公開されました。
- 当番組で初公開した「ぼくはきかんしゃトーマス」は、権利を取得せずにミュージック・ビデオを制作してしまったため、後に問題になりました[1]。
スタッフ[]
プロデューサー | ブリットオールクロフト |
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ディレクター | デイビッド ミトン |
音楽 | マイクオドナル&ジュニアカムベル |
美術 | ボブゴールドギャリアーズ |
撮影 | テリーパーメイン |
脚本 | 笹本妙子 |
企画 | 藤田洋一 |
構成 | 小川美篤/笹本妙子 |
総合演出 | 菅野温夫 |
イギリスロケ | |
CA | マーテイン・ポーター |
VE | キース・ダビーシャー |
ドライバー | ビート・ブラントフォード |
コーディネーター | スー・ハドソン/藤原真理子/カタリーナ・ブランナガル |
撮影協力 | ブリットオールクロフトグループリミテッド/FCIロンドン |
技術 | |
SW | 中川清幸 (八峯テレビ) |
CA | 猿田智/富田武司 |
AUD | 首藤弘二 |
VE | 田中孝生 |
照明 | 河原敬司 (採光)/中原淳一 |
編集 | 石川好己 (TDKビデオセンター)/森田誠 |
MA | 上村利秋 (アバコクリエイティブスタジオ) |
音響効果 | 長谷川龍 (NOISE) |
美術 | |
プロデューサー | 山田茂夫 |
美術進行 | 船場文雄 |
制作 | |
プロデューサー補 | 下田かおる |
AD | 田口勝巳/長田志保/春名慶 |
TK | 加藤京美 |
ディレクター | 木藤信吾/山崎敦基 |
プロデューサー | 筧達二郎/峰一郎 |
協力 | 日本航空/英国政府観光庁/KENSINGTON, Inc. |
出演協力 | 青二プロダクション |
制作協力 | フジテレビプロジェクト/日本テレワーク |
制作著作 | フジテレビ |
画像[]
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 ポンキッキ・デイズ③ ガチャピンの部屋編 Part2 チャプター3
- ↑ イギリスの人々の服装から推定。
- ↑ 第3シーズンの英国版エンドクレジットに、「A Britt Allcroft production in association with Fuji Television Network Inc.(訳:ブリット・オールクロフト社とフジテレビの共同制作)」と表示されます。
- ↑ 「おくれたゆうびんしゃ」のトーマスがティドマス・ホルト駅に到着するシーンなど。