
ウィリアム・ハイネマン社(William Heinemann)は、イギリスのロンドンに存在した出版社。現在はランダムハウス社の子会社です。
歴史[]
1984年にハイネマン社は「汽車のえほん」の出版社であるケイ&ウォード社を買収しました。その後、ソドー島の歴史書やオードリー牧師の伝記、ポップアップ絵本などの数多くの「きかんしゃトーマス」の絵本を出版しました。
1987年にリード・インターナショナルは、ハイネマン社を所有するオクトパス・パブリッシングを5億4000万ポンドで買収しました[1]。しかし、“ウィリアム・ハイネマン社”の会社名は使用し続け、玩具や書籍の著作権表記も継承されました。
1998年4月25日、リード・インターナショナルは児童書部門をエグモント社に、「汽車のえほん」の著作権を1350万ポンドでブリット・オールクロフト社に売却しました[2][3]。「汽車のえほん」の出版権はエグモント社が獲得し、同年に“新装版”が出版されました[4]。
メモ[]
- ポプラ社の1990年から2000年頃までに出版された本の奥付には「Japanese translation rights arranged with William Heinemann Ltd., London through Tuttle-Mori Agency Inc., Tokyo[5]」と書かれていました。
- 1998年までに発売された書籍や玩具には「All publishing and underlying copyright worldwide William Heinemann Limited.[6]」と書かれていました。
脚注[]
- ↑ 沿革(リード・エルゼビア)
- ↑ エグモント社がリード・チルドレンズ・ブックスを買収(パブリッシャーズ・ウィークリー)
- ↑ “駅長からの重要なお知らせ(リード社)”. 1999年1月29日時点のオリジナルよりアーカイブ
- ↑ “よくある質問(オードリー一家のサイト)”. 2007年5月6日時点のオリジナルよりアーカイブ
- ↑ 日本語の翻訳権は、東京のタトル・モリ エイジェンシーを通じてロンドンのウィリアム・ハイネマン社と契約されました。
- ↑ 世界中の全ての出版物および基となる著作権はウィリアム・ハイネマン社にあります。
外部リンク[]
- 公式サイト(英国/米国)
- Heinemann (publisher) - Wikipedia
- ハイネマン - コトバンク