- 南アメリカのジャングルで、ゆくえふめいになっていた機関車が、30年後にみつかったことがあります。えんとつには木がはえ、火室には、すずめばちが巣をつくっていました。この機関車は、しゅうりされて、そのあと30年ものあいだりっぱにはたらいたのです。
- —著者、『きえた機関車』前書き
コロネル・チャーチは、1878年に製造されたブラジルのマデイラ・マモレ鉄道12号機関車。名前は、鉄道敷設の現地調査を行ったアメリカの土木技術者・ジョージ・アール・チャーチの愛称「Colonel Church(チャーチ大佐)」から付けられました。
機関車は30年間森林で放置されていましたが、修理された後に30年近く活躍しました。機関車は現在、マデイラ・マモレ鉄道博物館に展示されています。
オードリー牧師は、機関車の再発見の話からデュークを思いつきました。そのことから汽車のえほんでは南アメリカの行方不明の機関車として言及されています。
登場[]
- きえた機関車 - 前書き(言及)
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外部リンク[]
- Coronel Church - Wikipedia