ゴードンの
歴史[]
汽車のえほん[]
ノース・ウェスタン鉄道のソドー本線を走る機関車にとって最大の難所であるゴードンの丘は、サドリー分岐点からマロン駅までの全長5マイル(8㎞)、標高差約280フィート(85.3m)のため、立ち往生や暴走事故が多発します。
そのため、補助機関車が必要になりますが、それでもリスクを負います。補機を務めたダックは、暴走したエドワードの貨車達に追いかけられたり、ヘンリーの貨車に追突してしまったりしました。
海に近いこの丘は、鉄道が敷かれた頃は強い海風に見舞われることが多くありました。そこで防風のため線路の両側に植樹が施されましたが、ある時のジェームスの様に秋には枯れ葉が要因で線路が滑りやすくなってしまいました。
きかんしゃトーマス[]
ゴードンの丘はテレビシリーズでも頻繁に登場しています。補助機関車は、エドワードを始めトビーやダックが務めることもあります。
パーシーは、丘の下にあったチョコレート工場に突っ込んでしまいました。その後、工場はキルデインに移設されました。
長編第8作から、ウルフステッド城につながる支線が開通しました。
丘のふもとは、パーシーが運搬していたパイプオルガンが連結不備によって暴走したり、巨大な雪玉がエミリーを直撃したりと多くの脱線事故が起きる場所でもあります。
登場[]
メモ[]
- モデルは、ミッドランド鉄道のキングス・ノートン駅近くにある「
Lickey Incline 」という急勾配。 - ちなみにロンドンには「
Gordon Hill 」という場所が存在します。 - この丘で起こる事故の要因は、連結器や機関車のブレーキが故障しているかで、多くの暴走列車の出発点となってしまいます。
- ゴードンの丘は、長年にわたって数多くの変更を加えてきました。
傾斜は湾曲していて片面になっていました(下がWellsworth、上がMaron)。
- 第8シーズン:頂上は直線線路になり、麓のみ曲線線路になりました。また、麓に架かっていた跨線橋が無くなりました。
- 伝説の英雄:今までよりも急勾配になりました。
- キング・オブ・ザ・レイルウェイ トーマスと失われた王冠︰ウルフステッド線とつながる分岐点が追加されました。
玩具[]
- バンダイ
- しゅっぱつしんこう!トーマスと仲間たち[3](廃盤)
- トミー系
- トーマスと競走しよう!(廃盤)
- プラレール(どきどきマウンテン)
脚注[]
- ↑ 『ソドー島Walker』では、同義語の「
急坂 」と表記。 - ↑ 原作第1巻『3だいの機関車』の第2話「エドワードとゴードン」。映像化作品は、第2話「エドワードのおてがら」と長編第10作「トーマスのはじめて物語」。
- ↑ 同社が同時期に販売していた『しゅっぱつしんこうシリーズ』との混同を避けるためか、公式サイトでは漢字表記(出発進行)になっています。