きかんしゃトーマス Wikia
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{{エピソード
 
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}}'''ゴードンみぞにはまる'''は、[[第1シーズン]]の第25話。
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'''ゴードンみぞにはまる'''は、[[第1シーズン]]の第25話であり、原作第8巻『大きな機関車ゴードン』の第1話『ゴードンのだっせん』に対応している。
 
   
==地名==
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==あらすじ==
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[[ゴードン]]は、[[ヘンリー]]みたいに[[フライング・キッパー (エピソード)|脱線]]なんかしたことが無いと、自慢している。そんなゴードンが、臨時列車を牽くのを嫌がって、[[転車台]]の上でわざと体をずらした。その途端、溝に落ちてしまい、ぬかるみにはまったゴードンは…。
* ナップフォード
 
* ヴィカーズタウン機関庫
 
* トップハム・ハット卿のオフィス
 
* ティドマス機関庫
 
* ゴードンが突っ込んだ溝
 
* ナップフォード待避線
 
   
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==キャラクター==
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*[[ヘンリー]]
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*[[ゴードン]]
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*[[パーシー]]
 
*[[トップハム・ハット卿]]
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*[[マイナーな人物キャラクター (RWS)#子供達|子供達]]
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*[[エドワード]]{{台詞無し}}
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*[[ジェームス]]{{台詞無し}}
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*[[メルクリン機関車]]{{カメオ出演}}
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==場所==
 
*[[ナップフォード]]
 
*[[ヴィカーズタウン機関庫]]
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*[[ハット卿のオフィス]]
 
*[[ティドマス機関庫]]
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==メモ==
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*[[汽車のえほん|原作]]は、[[大きな機関車ゴードン|第8巻]]の第1話。
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*電話の音声は、[[トーマスとけいさつかん|第22話]]の一部{{Ref|具体的には、“The Law is the Law,” he said, “and we can't change it!” The Fat Controller felt exhausted.(「規則は規則です!それを変える訳にはいきません!!」ハット卿はひどく疲れた。)の部分}}を4倍速にしたものです。
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*[[Silly Old Gordon Fell in a Ditch|子供達の歌]]は、原作と英米版では{{Wikipedia|Here We Go Round the Mulberry Bush|イギリス民謡|言語=en}}の替え歌ですが、日本語版は独自のメロディーです。また、{{en|Silly Old Gordon Fell in a Ditch|英米版の歌詞}}によると、事故が起きたのは月曜日のようです。
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*ヘンリーのゴードンへの罵倒が、原作と英国版は「デブ(Fat Face)」ですが、{{Wikipedia|放送禁止用語}}に該当するため、米国版と日本語版では「怠け者(Lazy Bones)」になっています。
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*トーマスのスクラップ模型は、[[あなにおちたトーマス (パイロット版)|パイロット版]]の[[撮影用模型]]と考えられています。
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*ゴードンの救助シーンに左側を通過する機関車は、メルクリン機関車と考えられています{{Ref|{{Wayback|http://puff-puff-thomas.digiweb.jp/robert_gauld_galliers_interview.html|ロバート・ゴールド・ガリアーズのインタビュー|20150825015224}}}}。
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*原作と英米版で台詞{{Ref|“Don't be silly, don't be silly.”(原作の和訳:だめだ、だめだ、いかなくちゃ)}}のあるエドワードは、日本語版では台詞がありません。
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*ゴードンの事故は、1952年8月8日にロンドン近郊で起きた事故に基づいています{{Ref|[[きかんしゃトーマスのヒミツ旅]]によると1952年8月12日付の{{Wikipedia|Lynn News|リン・ニュース|言語=en}}に掲載されている。}}。
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==台詞==
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2019年9月5日 (木) 18:38時点における版

ゴードンみぞにはまるは、第1シーズンの第25話。

あらすじ

ゴードンは、ヘンリーみたいに脱線なんかしたことが無いと、自慢している。そんなゴードンが、臨時列車を牽くのを嫌がって、転車台の上でわざと体をずらした。その途端、溝に落ちてしまい、ぬかるみにはまったゴードンは…。

キャラクター

場所

メモ

  • 原作は、第8巻の第1話。
  • 電話の音声は、第22話の一部[1]を4倍速にしたものです。
  • 子供達の歌は、原作と英米版ではイギリス民謡の替え歌ですが、日本語版は独自のメロディーです。また、英米版の歌詞によると、事故が起きたのは月曜日のようです。
  • ヘンリーのゴードンへの罵倒が、原作と英国版は「デブ(Fat Face)」ですが、放送禁止用語に該当するため、米国版と日本語版では「怠け者(Lazy Bones)」になっています。
  • トーマスのスクラップ模型は、パイロット版撮影用模型と考えられています。
  • ゴードンの救助シーンに左側を通過する機関車は、メルクリン機関車と考えられています[2]
  • 原作と英米版で台詞[3]のあるエドワードは、日本語版では台詞がありません。
  • ゴードンの事故は、1952年8月8日にロンドン近郊で起きた事故に基づいています[4]

台詞

「俺は事故だって起こした事無いのに…!」
「でも、汽笛が止まらなくなった事があったんじゃなぁい?」
パーシーが無邪気に聞いた。
「えぇ…、そりゃぁあったさぁ…。だけどそれは元気がありすぎたからだ。どんな機関車だってよく有る事だ。だが!ヘンリーみたいに脱線したりしたことがあったかい?俺は聞きたいねぇ…。」
その日、急行引っ張るのはヘンリーの番だった。ゴードンはヘンリーが準備する様子をジッと見ていた。
—ゴードンとパーシー
ゴードンは、あくびをして眠ってしまった。だが、まもなくゴードンの機関士が起こしに来た。
「起きろよゴードン、臨時列車を引っ張ることになった。」
「それは客車かい?貨車かい?」
「貨車だよ?」
「貨車ァ?!チッ、何てこったぁ…。」
—機関士とゴードン
「どうにもならん。はまり込んじまったよ、馬鹿なゴードンめ!」
機関士達が言った。彼らはトップハム・ハット卿に電話をした。
「ゴードンが臨時列車を引っ張るのを嫌がって溝に落ちてしまいました!」
「何だってぇ!?臨時列車が待ってるんだぞ!しょうが無い、エドワードに引っ張るよう言ってくれ!何、ゴードン?そこにほっとけ!後で引っ張り出せば良い!」
—機関士とハット卿
その夜の遅く、ゴードンはゆっくり這う様にして機関庫に帰った。悲しかったが、ちょっぴり賢い機関車になった。
—ナレーター、結び

画像

脚注

  1. 具体的には、“The Law is the Law,” he said, “and we can't change it!” The Fat Controller felt exhausted.(「規則は規則です!それを変える訳にはいきません!!」ハット卿はひどく疲れた。)の部分
  2. ロバート・ゴールド・ガリアーズのインタビュー”. 2015年8月25日時点のオリジナルよりアーカイブ
  3. “Don't be silly, don't be silly.”(原作の和訳:だめだ、だめだ、いかなくちゃ)
  4. きかんしゃトーマスのヒミツ旅によると1952年8月12日付のリン・ニュースに掲載されている。