あなにおちたトーマスは、第1シーズンの第26話で最終話[1]。
あらすじ[]
溝に落ちたゴードンを、散々からかったトーマス。でも、鉱山の「立入禁止」の立て札を越えて、今度は自分が穴に落ちてしまった。そこへゴードンが駆けつけ、穴から引っ張りあげてくれた。反省するトーマスはゴードンに⋯。
—きかんしゃトーマス 大図鑑
キャラクター[]
場所[]
- ロアー・ティドマス
- 跨線橋と信号所
- ナップフォード
- 鉛鉱山
- ティドマス機関庫(言及)
メモ[]
台詞[]
- アニーとクララベルは耳を疑った。
「トーマスったら…失礼だわ!すっごく恥ずかしかったわ!」
「トーマス!失礼な事言っちゃ駄目よ、恥ずかしいわ!」
でもトーマスは全然気にしなかった。
「あぁ、面白かったぁ!」
トーマスは愉快そうにクスクス笑った。アニーとクララベルは凄くショックだった。彼女達はゴードンをとても尊敬していたのだ。
- —アニーとクララベルとトーマス
- 危険!立ち入り禁止!
「入っちゃいけないだって?」
トーマスはこの先に何があるのかいつも行ってみたいと思っていた。
「今日こそ突破してやるぞ…!」
助手がポイントを切り替えに行った時だ。
「今だ!」
トーマスは機関士を踏板から振り落とし、貨車の後ろから待避線に入って行った。
- —トーマス
- 「あ~あ…、僕はなんて馬鹿な事しちゃったんだろう…。」
「そして君はいたずら者だ。見ていたぞ!」
トップハム・ハット卿が言った。
「どうか助けて下さい…。もう二度とこんな事しません…。」
「さぁ、助けられるかな?地盤が弱くてクレーンで引き揚げるのは難しいんだ…。…う~ん、ちょっと待てよ?ゴードンなら引っ張れるかな?」
「えぇ、多分…。」
でも、今はゴードンに会いたくない気持ちだった。
- —トーマスとハット卿
- 「でぇーへっっ!トーマスが鉱山の穴に落っこちたって!?ハハハ!面白い冗談だぜ!」
ゴードンが笑いながらやって来た。
「ちびのトーマス!すぐに助けてやるぜ!」
丈夫なロープで、2台の機関車を繋いだ。
「準備は良いか?…さぁ、引っ張れ!」
思ったより大変な作業だったが、ついに、トーマスは助け出された。
- —ゴードン、ハット卿
- 「ごめんなさい。僕は生意気でした…。」
「良いって事よトーマス!おかげで笑わしてもらったぜ。俺も前にドジをやったがな…。でぇっーはっへっへっへ…!」
「僕だってそうです!」
「その通りだな、トーマス。俺達、手を組もうじゃないか。お前は俺を助け、俺はお前を助ける!」
「それは良いね!」
「良ーし良し!これで良し!」
仲良くなった2台の機関車は、がっちり連結すると、元気に機関庫に帰って行った。
- —トーマスとゴードン
画像[]
注:立て札の最後の行が“board”から“point”に変わっています。
脚注[]