ねむりひめをさがせは、第4シーズンの第10話であり、原作第25巻『きえた機関車』の第4話『ねむれる森の機関車』に対応している。
キャラクター[]
- トーマス
- ヘンリー
- ゴードン
- ジェームス
- パーシー
- トビー
- デューク
- ファルコン
- スチュアート
- 太っちょの男
- ジェム・コール(名無し)
- トロッターさん(名無し)
- トップハム・ハット卿(台詞無し)
- スカーロイ(カメオ出演)
- レニアス(カメオ出演)
地名[]
- ティッドマス機関庫
- ミッド・ソドー鉄道の機関庫
- アールズデール駅
- デュークの機関庫
- ファークァー・ロード採石場
- スカーロイ鉄道の機関庫
- トップハム・ハット卿のオフィス
- レニアス駅の水車と橋
- レニアス駅
- レニアス機関庫
- クロス-ニー-クーン駅
- レニアス高架橋
- グレンノック駅
- スカーロイ鉄道の機関庫
- 標準軌と狭軌の線路が並んだ丘
台詞[]
ナレーター: その晩のソドー島は、美しい月夜だった。一日の仕事を終え、機関車たちは無事、機関庫に治まった。
パーシー: ねえねえ、トーマス。あの話の続きを聞かせてよ !
トーマス: 忘れられたデュークの話かい ?
ヘンリー: そうそう、その話。
ジェームス: でもさ、今までのあらすじももう一度聞かせてよ。
ナレーター: トーマスの話が始まった。デュークは、スチュアートとファルコンという2台の若い機関車と暮らしていた。彼らは、お行儀にやかましいデュークの事を、ガミガミじいさんと呼んでからかったが、それでもみんな幸せだった。やがて鉄道が閉鎖され、若い機関車たちは去っていた... デュークは、一人、機関庫に取り残された... 彼は眠につき、当たりは次第に晴れ果てていった。だが、デュークは決して、忘れられたわけではない。月日が流れ、今から何年か前に、トップハム・ハット卿のところにお客が訪ねて来た。
男性: 我々はデュークを探したいんです。奴を幸せにしてやりたい。
ナレーター: 地図が部屋いっぱいに並んだ。
男性: ほら、地図のここにある古い線路を辿って行けば、村の北部を通って、山和えに入っていきます。見てください、ここに古い駅の印がある。デュークがいるとすれば、きっとこの辺りです。
ナレーター: 男たちは、遥かな山を目指して、出発した。日がたつにつれ、捜索隊の旅は厳しさを増した。だが、捜索隊はあきらめない。
男性: あっちだ。あっちへ行こ !
ナレーター: しかし、なかなかデュークは見つからなかった...
男性: この近くに絶対いるぞ !
ナレーター: 彼らは、丘をよじ登り、水道をかき分けて、進んだ。そして、遂に、捜索の旅が終わった。
(男性が落ち、デュークを見つけた)
ナレーター: それは、思わぬ偶然からだった。
男性: おい、見つけたぞ ! とうとう眠り姫を見つけたぞ !
デューク: おっほん ! 失敬だが君たちは野蛮人かね ? 連中はものをめちゃくちゃに壊すそうじゃないか。
男性: (笑い) そんなんじゃないよ。扉が見つからなかったせいだよ。君を見たら、ファルコンとスチュアートがどんなに喜ぶか...!
デューク: あいつら、やっぱりわしを覚えていてくれたのか !
ナレーター: そして、一行はデュークのしんきを目指して、出発した。スチュアートとファルコンが大喜びで迎えた。
ファルコン: デュークだ !
スチュアート: しーっ ! 静かに !
デューク: お前たち、よくもわしを起こしたな。良い機関車というものは !
スチュアート: お行儀良くしてるんだろ ? わかってるよ、じいさん。
ファルコン: さあ、明日からみんな一緒だ ! 今度は僕らがじいさんを監督するよお。
デューク: わしを監督するだっと ? 笑わせるんじゃないよ。生意気なわかぞうどもめ。
ナレーター: だが、デュークの顔には穏やかな意味が広がっていた。久しぶりの笑顔だった。
トーマス: これで、このお話は全部おしまい。どう ? 面白かった ?
パーシー: うん ! 最高だったよ !
ジェームス: 特にハッピーエンドが良かったな。
ナレーター: それからまもなくみんなも眠りについた。
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