菅野 温夫(すがの あつお)は、日本の演出家。『ひらけ!ポンキッキ』のディレクターを務めていたことから、フジテレビ版きかんしゃトーマスの演出を担当しました。
手掛けた番組[]
- 演出
- 構成・演出
- 総合演出
- 監修
手掛けた楽曲[]
- 作詞
手掛けた演劇[]
- 監修
- ミュージカル きかんしゃトーマスとなかまたち
メモ[]
- 試写した際、「話がしっかりしている」ことや「顔のある機関車というユニークな発想」に加え、「日本にも『きかんしゃ やえもん[1]』という童話があったことから、受け入れられやすい」と感じたそうです[2]。
- フジテレビ版のキャスティングオーディションは、菅野を中心に行われました[3]。
- 吹き替えによって物語の雰囲気を壊してはいけないということに腐心し、英国版ナレーターのリンゴ・スターに代わる“大物”として、俳優の森本レオを起用しました[2]。
- 『きかんしゃトーマスとイギリスのたび』の企画をブリット・オールクロフト社に提出したところ、ブリット・オールクロフトが絵コンテの提示を要請してきたため、一晩で絵コンテを書き上げて提出しました[3]。
- プロデューサーの藤田洋一によると、上記のこともあり菅野はブリット・オールクロフトから一目置かれていたようです[3]。
- トーマスの魅力として「少年と同様に悪さをするトーマスは、はなから悪いわけではなく、悪い行いに対するしっぺ返しはあるが、その一方で温かく優しい話やキャラクターの行動を受け止める懐の深さが物語の背景にある」と話しています[2]。
画像[]
2017年9月8日に行われた葉山まちづくり協会主催の「第21回 きらく座」(映像は「やっかいなかしゃたち」)
脚注[]
- ↑ 1959年出版。『汽車のえほん』が日本で出版されたのが1973年であったため、“顔のある蒸気機関車”というと『やえもん』を思い浮かべる人も少なくない。
詳細はきかんしゃ やえもん#やえもんとトーマスを参照
- ↑ 2.0 2.1 2.2 “第21回 きらく座、きかんしゃトーマス演出家「菅野温夫さん」”. 葉山まちづくり協会 (2017年10月13日)
- ↑ 3.0 3.1 3.2 “ポンキッキ・デイズ③ ガチャピンの部屋編 Part2” - チャプター3. 有限会社パムリンク (2016年9月15日)
外部リンク[]
- 菅野温夫 - Wikipedia
- 第21回 きらく座、きかんしゃトーマス演出家「菅野温夫さん」
- “菅野温夫(ディズニー・ファミリータイム)”. 2010年6月16日時点のオリジナルよりアーカイブ
