3だいの機関車(旧版:三だいの機関車)は、汽車のえほんの第1巻。
前書き[]
日本の読者のみなさんへ
わたしが自分の子供たちに、この機関車の話をはじめたのは、もうずいぶん前のことです。その時には、ほかの子供たちまでが喜んで読んでくれるなどとは、思ってもみませんでした。ところが、みんなが気にいってくれたのです。わたしのところには、世界中の子供たちから、うれしい便りがあつまってきました。
こんど、日本でもわたしの本をだすということです。たいへんうれしい知らせです。日本の読者のみなさんも、ほかの国の子供たちと同じように、ヘンリーや、エドワード、ジェームズ、ゴードン、トーマス、パーシーなどの機関車の話を、きっと喜んでくれるでしょう。
わたしの機関車は、日本の機関車とはちがっているかもしれません。けれど、それは、イギリスの子供が日本の子供とちがうのと同じです。いずれにしても、子供は子供、機関車は機関車で、にているところのほうが、ずっと多いのです。
子供は、だれでも、おもしろいことが大すきで、いたずらはするし、ふざけるのもとくいです。わたしの機関車も、そういう子供たちにそっくりです。世界中の子供たちが、わたしの機関車を気にいってくれるのも、きっとこのせいでしょう。日本のみなさんにも、この機関車の話を喜んでもらえたらと願っています。
—ウィルバート・オードリー
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脚注[]
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